3月4日月曜日、本校中学3年生と高校1年生が海外研修の成果を上定松江市長に報告しました。

12月のフィリピンマニラへの中学3年生の研修旅行では、本校の姉妹校との交流やホームステイ、貧しい人々が暮らす地域の視察とそのような家庭の子どもたちとの交流などで得た成果を発表しました。フィリピンの人々の温かさやもてなしの心に感激したことや、言葉に苦労しつつ、コミュニケーションを表情やジェスチャー、単語の羅列で乗り切ったこと、貧しい人々が暮らす地域の視察では、人々が平等に暮らすためには何が必要かを考えさせられたことなどを発表し、言葉や文化を学ぶことの大切さや平和であることへの感謝に気づき、今後その思いを持って生活したいと抱負を述べました。

また、高校1年生の卓球部員は、フランスの強豪クラブチームに2月の3週間、武者修行を行ったことを報告しました。こちらも言葉には苦労したものの、卓球を通してお互いの意志が通じることが多く、卓球の技術も強豪国の選手から得たことで、今後の飛躍を決意していました。

成果発表前には、機器の接続ができるまでの間、訪問に伺った生徒3名を、上定松江市長が市長室にお招きいただき、素晴らしい眺めを見ながらお話をしていただきました。また、生徒の報告の後は上定松江市長の海外生活の経験談などを伺い、素晴らしい表敬訪問となりました。ありがとうございました。